死神の秘書

ルティナ

生まれつき難病持ち 8歳で亡くなる

生まれつき難病を抱えており病院で生活をしていた
両親は治ることは無いとわかるとまだ数ヶ月のルティナを病院に
頼んだまま来ることがなくなった顔も声すらも知らない
ただ、お金だけは病院に送られて来る
全ての感情は 無 小さい体。ただ、いつか無くなる命が消えることだけが彼女の望み

死ぬ一ヶ月前、死神がのルティナ前に現れる




―――――――― ・・・・ ああやっと ・・・救われる・・・――――――――――


ガゼル

死神

死神という仕事をしているのに命を奪うことが嫌で堪らない
心優しくできればこの仕事を辞めたいと思っていた
そんなガゼルに次の担当が渡される


              ルティナ 8歳 女の子



――――――――こんな小さな子を・・・――――――――






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「ルティナ・・・死ぬことは怖くないの」



「怖くないわ、だってこれからは貴方がいるもの」

「願い事はあるかい・・・」

「・・・・・」

「わたしも死神になりたい・・・・」

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ルティナは死後、死神の世界へとガゼルと共に

死神を纏める統括グォエルの元へ

死神になりたいと願う少女

「人間の子が死神に?・・・・・」

「・・・まぁ、まず勉強して・・・素質があれば」

「ガゼル、お前が見なさい」

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ルティナはその後、全ての古書を読み理解し
誰よりも知識をつけグォエルの仕事の手伝いもこなすように
グォエルは気に入り秘書(管理者)になるよう言うが
ルティナは死神希望だったので秘書と両方やることに

「死神となると子供では・・・格好がねぇ・・・・」

グォエルは棚から薬液を取り出しふっと息を吹きかける

「飲みなさい きっと綺麗な大人の姿になるわよ」


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◆イラスト◆